この間、何かの記事を読んでいるとき各国の保有している、
またはロケットを制御できる能力を調べていたら、
現在の日本ってどの程度なのかなと考えてみると
結構すごくて、ロケットが衛星を軌道に乗せるために
どのくらいの大きさまで打ち上げることが出来るのか・・・
日本は実際に2.5トンくらいまでは既に打ち上げている
そして、アメリカのNASAとの協力で今、宇宙ステーションを
計画、建造していて、日本の専用のブースまでセッティングされている
もう既にその日本の居住区や研究開発区域の部分は完成していて
NASAに送ってあると言うことであった
また、その宇宙ステーションまでの荷物の送り届けは
日本独自のロケットでピストン輸送もすることになっているそうである
いよいよ有人宇宙飛行が可能になり、居住空間が出来る・・・
日本版スペースシャトルが完成する
2001年宇宙の旅…スタンリーキューブリック監督の有名作
(1968年アメリカで劇場公開)
丸い宇宙ステーションがゆっくり回り、
その中で居住している人間達がいるシーン
さすがに私も子供ながらに思ったこと
「これが未来なんだ・・・」

実現してきた、現実になってきた…
この映画が封切られて42年後
つまり2010年に人類は宇宙の旅を手に入れるんだ・・・
また、私が覚えていた日本の研究機関が宇宙開発事業団だと思っていたが
現在は組織が新しくなり、JAXA・宇宙航空研究開発機構と言うそうだ
素敵な近未来を教えてくれるホームページがあるので興味のある方は
ぜひクリックしてみて下さい
今、飛んでいる天文観測に関わっている衛星も
大変多く、そのほとんどが自前の力で軌道に乗せている・・・
日本ってすごいんですね・・・
最新の武器・兵器というものを調べているうちに
ひょっとしたら日本はかなり兵器の開発だって先進国なんだ
攻撃する兵器よりも、防衛するための兵器
防御は最大の攻撃なり・・・か。
話しが横道にそれたので元に戻します
今活動している天文衛星の写真は以下の通りです

「ひので(SOLAR-B)」(JAXA写真)
太陽観測衛星「ひので(SOLAR-B)」は、「ようこう(SOLAR-A)」の後継機です。
日本・アメリカ・イギリスにより共同開発され、2006年9月23日6:36(日本標準時)、
M-Vロケット7号機で内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられました。
開発における各国の役割として、衛星システムはJAXAおよび三菱電機が担当。
可視光望遠鏡についてはJAXAおよび国立天文台が望遠鏡本体を、
アメリカのNASAが焦点面検出装置を製作。
X線望遠鏡についてはNASAが光学系、JAXAがCCDカメラを製作。
イギリス(PPARC)は、NASA・JAXAと共に極紫外線撮像分光装置を製作しました。
主な科学的目的は、太陽コロナで起こる
活動現象の謎とメカニズムの解明
太陽は詳細な観測ができる唯一の恒星です。
これまでの観測データの蓄積と新たな観測データと併せて分析・研究することで、
あらゆる現象のメカニズムをより詳しく知ることができ、またそれを知ることが、
宇宙に起こるさまざまな現象を解明するカギとなるのです。
「ひので」には、可視光・X線・極紫外線の3種類の望遠鏡が搭載されます。
太陽大気中の磁場分布や電流分布、速度分布の精密な観測などを行うことで、
太陽での爆発のメカニズムを明らかにし、
太陽が地球に及ぼす影響の予測に大いに貢献すると期待されています。
また「ひので」は、1年のうち9カ月間にわたり地球の陰に入らない軌道をとるので、
長期の連続観測が可能で、最低でも3年間は太陽観測を行う予定です。
(JAXA記)

「あかり(ASTRO-F)」(JAXA写真)
「あかり(ASTRO-F)」は、日本初の本格的な赤外線天文衛星で、
空全体にわたって星や銀河など
すべての赤外線源を調べあげる「サーベイ観測」を目的としています。
同様の目的でアメリカ・イギリス・オランダによって
1983(昭和58)年に打ち上げられた
世界初の赤外線天文衛星IRAS(Infrared Astronomy Satellite)と比べ、
はるかに高い性能を目指し、現在開発が進められています。
IRASが口径57センチの赤外線望遠鏡を搭載、
約10カ月間の観測をしたのに対して、
「あかり」は口径67センチで打ち上げ後約550日の観測が可能です。
観測装置は遠赤外線を観測するFISと、
近・中間赤外線カメラであるIRCの2種類
(IRCの近赤外線カメラだけは数年間にわたって観測可能)。
撮影能力もIRASの1桁以上高い感度、数倍以上高い解像度を備えます。
「あかり」の主な目標は、「銀河がいつどのようにして生まれ、
「現在の姿に進化してきたか」
「星の誕生とその周りで惑星がどのように形成されたのか」
というプロセスの解明です。
(JAXA記)
「すざく(ASTRO-EII)」(JAXA写真)
「すざく(ASTRO-EII)」は日本の5番目のX線天文衛星で、
日米の国際協力により開発が進められています。
1993(平成5)年8月に打ち上げられたX線天文衛星「あすか(ASTRO-D)」
の装置を飛躍的に発展させ、優れた分光能力と、
軟X線からγ線までの広い帯域(0.4〜600 keV)
を高感度で観測できるようになります。
世界最高水準のX線観測システムを国際協力で開発し、
激動する宇宙の姿をX線像とスペクトルから解き明かします
宇宙の中でも高温でかつ激しい活動領域からは、
X線を中心に多量のエネルギー放射が行われています。
中性子星やブラックホールに極めて近い領域、
あるいは超新星残骸、銀河中心核や銀河団など、
「激しく活動している」宇宙の本質を知るためにはX線観測が最適です。
しかし宇宙からやって来るX線は、地球をとりまく大気により吸収・散乱されるので、
地上で観測することができません。
そのためロケットや人工衛星を使った大気圏外での観測が必要なのです。
「すざく」では、3種の機器で観測します。
5台搭載される軟X線望遠鏡は、
高エネルギーで世界でも最大級の有効面積を持ちます。
そのうちの1台にはX線天体のスペクトル観測を
これまでの10倍以上の分解能で行うX線分光計が
組み合わされます。残りの4台にはX線CCDカメラが装備され、
X線 領域で高品質の色鮮やかな撮影が可能になります。
これらの他にも、硬X線検出器も1台搭載され、
望遠鏡より更に高いエネルギーのX線をカバーします。
「すざく」の特徴は、ブラックホールや銀河団といった
宇宙の高エネルギー現象を観測する装置にあります。
日本はこの分野では世界のトップレベルにありますが、
これまでの観測装置では難しかった
X線輝線のドップラー効果の高精度な測定ができるようになります。
これにより、宇宙最大の規模を持つ
「銀河団」が衝突・合体した時のガスの運動の様子や、
巨大ブラックホールに吸い込まれる直前の
物質の運動や物理状態をつぶさに調べることができるはずです。
また感度が高まり、非常に遠方にある暗い
原始天体の探索も可能になるなど、
宇宙の構造と進化の解明に大きな役割を果たすことが期待されます。
「すざく」は、2005年7月10日、M-Vロケット6号機により打ち上げられました。
(JAXA記)
星を観測するために…観測衛星…2 へ
posted by 博 at 08:24| 東京 ☀|
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